二番火、三番火・・・

焙乾が「一番火」といわれるのに対し、これ以降の焙乾は「二番火」「三番火」「四番火」と行われる順番に沿って、その名がつけられています。また、「一番火」は単に「焙乾」でしたが、「二番火」以降は「間歇焙乾」といいます。亀節の場合で6~8回、つまり、六番火から八番火まで、本節だとそれよりさらに多く、10~15回、つまり、十番火から十五番火まで行われます。
「間歇焙乾」は「一番火」より少し低めの温度で1時間ほど行います。さらに三番火、四番火と進むにつれて焙乾の温度を低くし、反対に焙乾の時間を徐々に長くしていきます。